光触媒コーティング

「ひかりしょくばい」？なんだか難しそうですが、簡単に説明すると・・・
「細菌・雑菌・カビ菌・ウイルス・シックハウスの原因となる化学物質・悪臭・ヤニ汚れ・・・」の有害物質などを光の力で分解無害化してしまう作用のこと。
その正体は「二酸化チタン」。その主原料のチタンを酸化させたものが、「二酸化チタン」。
二酸化チタンは『太陽光や室内照明などから出る日常的に存在する光の力』を受けることによって、その表面で強力な分解力が生まれます。また、製品に使用するコーティング剤は、人畜無害で安全です。半永久的に変化しないため、光が当たる限り、繰り返しこの作用が持続する不思議な物質なのです。ようするに、光触媒は『光が当たることによって様々な有害物や悪臭、汚れなどを分解し、快適環境を作り続けます』。

光触媒の表面に光が当たると、その表面から電子が飛び出し、空気中にある酸素と結びつき「O2-」を生成します。

電子が飛び出した表面は空気中の水分（H2O）から電子を奪い元に戻り、電子を奪われた水分は「・OH」となります。

O2-と・OHの強い分解力により、近づいてくる悪臭・汚れ・雑菌・カビ菌・ウイルス・大気汚染物質などを無害な物質に分解します。

二酸化チタンは白色の粉末で、塗料などの白色として幅広く使用されています。また、人畜無害な物質なので食品添加物としても身近な様々な物に使用されています。例えば、ホワイトチョコレートやガム、和菓子、洋菓子などなど、歯科材料や、はみがき粉の「白」は二酸化チタンの色です。製品に使用するコーティング剤は、二酸化チタンと純水のみで製造されている為、人畜無害で安全なコーティング剤なのです。